芝生の管理って大変そうなイメージがありますよね。
「時間も体力もお金も掛かるんだろうな」
「綺麗な芝生にする為には手が掛かって大変そう」
このように考える方もたくさんいらっしゃると思います。でも大丈夫。
手抜きで綺麗な芝生、実現できますよ!
適当でも、手抜きでも、正しいやり方で管理をしていけば、絶対に芝生は綺麗にできます。
この記事では、ずぼらな私が実践している芝生の手抜き管理方法をまとめているので是非参考にしてもらえればと思います。
手抜き管理のやり方解説の前に、私の庭について少しだけお話しさせてください。
私の家には何年間も放置された芝生がありました。
もはや芝生があるのかどうかさえ怪しい状態でした。
雑草だらけ苔だらけのひどい有り様ですよね。
ずぼらで面倒くさがりな私なのですがさすがにこの状態はまずいと思い、綺麗な芝生への憧れもあり3年ほど前に一念発起し芝生の管理を始めてみました。
試行錯誤の末に、壊滅的だった雑草と苔の庭も段々と”綺麗な芝生”に変化していきました。
現在の同じ場所は次の写真の通り。
2つを比べると一目瞭然ですよね!
この状態にもってくるまでに色々な作業を行い、数々の失敗や成功を積み重ねてきました。その結果確立できた芝生の手抜き管理法(6つの作業)をご紹介します。
・今現在庭を放置している ・芝生の管理を始めたい人 ・芝生の管理の大変さに心が折れかけている人
上記のような方はこの記事を参考にして、手抜き管理で美しい芝生を手に入れましょう!!
手抜き管理①:月2回の芝刈り(長さは30mm)
おすすめは芝の長さを30mmで管理。芝刈り頻度は月2回です。
芝生を短い長さで管理すると芝刈りをする頻度が高くなってしまいます。
逆に長めでの管理なら芝刈りの頻度はぐっと低くなります。
だからといって、あまりにも長い芝生にすると美しさに欠けてしまいます。(個人の好みにも寄りますが)
見た目を美しくして、芝刈りの頻度も抑えた芝生の長さのおすすめは30mmでの管理です。
30mmでの管理であれば、最盛期の夏でも月に2回ほどの芝刈りで維持ができます。(余裕があれば月3回の芝刈りを。より密な芝生になります。また軸刈りの心配もなくなります。)
芝刈りは芝生を管理する上で欠かせない作業です。逆に言うと、芝刈りだけでも十分芝生は綺麗になります。
芝生は縦に伸びた葉を切られると横に増やそうとする習性があり、刈れば刈るほどどんどんと横に生えていき、絨毯のように密集した美しい芝生が出来上がっていきます。ですので、最低でも月2回は芝刈りをやっておくことをおすすめします。
また芝刈り機はこだわった方が、楽に綺麗な芝生を実現できます。
私が使用している芝刈り機についてレビューした記事もありますので芝刈り機の購入を考えている方はご覧ください。
手抜き管理②:月1回のキワ刈り
見栄えに大きく影響します!
余裕がある時はバリカンやハサミでさっとやっておきましょう。
芝刈り作業の一種であり、見栄えに大きく影響する作業です。
キワ=ふちのことで、芝生のふちを綺麗にすると不思議と庭全体が綺麗に見えます。
具体的には家のキワや木の根元あたりをハサミ等で整えていくのですが、これがなかなかの重労働。体に負担のかかる作業ですが月1回、ハサミまたは電動のバリカンでさっと刈る程度でOKです。
手抜き管理③:年3回の肥料散布
やらなくても芝生は育つけど、散布すると見違えて綺麗になります。
年3回くらい散布すればOK。
4月,7月,10月を基準に年3回撒いておきましょう!これだけで充分です。
毎月、各月とかで撒く必要はありません。
究極、肥料をあげなくても芝生はぐんぐん育ちます。ですが肥料をあげると芝生の成長スピードが加速度的に上がるだけでなく、葉の色がみるみる濃くなり絨毯のように綺麗な芝生に一気に近づきます。
本当に顕著に効果が出ますので綺麗な芝生を目指すなら肥料散布は必須作業です。私が使っているおすすめの肥料はバーディーエース新1号です↓
効果が出過ぎて均等に蒔いていかないと色の薄い箇所、濃い箇所の違いが出てしまいますので注意してください。そして、同じく栄養を与えられた雑草も生えてくることになりますのでこれまたご注意を。
手抜き管理④:草むしりはほどほどに
きりがないのでほどほどでOK。
芝生用除草剤を組み合わせるとかなり楽になります。
せっかく芝生が元気に育ってくれても、雑草まみれだと台無しになってしまいます。芝生がある程度密集してくると雑草が生える隙間も無くなってくるのですが、密集するまでが大変です。
私は出勤前に出来る時だけ10分程度草むしりをするようにしています。完璧な草むしりではなく、ほどほどの綺麗さを目指した作業です。
これは芝刈りや他の作業でも同じように考えています。完璧にこなせるに越したことはないのですが、ほどほどにしておかないと体力、時間が足りません。
80%くらいの完成度を目安にして他の作業にも時間を割けるように心がけています。また、後述する芝生用除草剤を組み合わせて使用することで草むしりは大分楽になります。
放置しすぎてどうしようもないくらい雑草が生えてしまった方は個人の力では根絶が難しいので、こちらの記事を読んでみてください。↓
手抜き管理⑤:年2回の芝生用除草剤散布
手放せないアイテムです。
頻度は6月頃と10月頃、年2回です。
上記で書いた草むしりの頻度では春先や秋冬はやり過ごせても成長旺盛な夏頃の雑草には全く勝てなくなっていきます。
なので私はほとんどの除草作業を芝生用除草剤に頼ってます。
芝生用除草剤とは芝生以外の雑草のみに効果を表す除草剤です。
これぞ正に文明の利器。
私は「シバゲンDF」を使用しています。
シバゲンDFについて詳しくはこちら
除草剤を撒いたら効果がある期間(4ヶ月くらい)は草むしりからほぼ解放されます。
家でゴロゴロしていようが、ギャンブルにいそしんでいようが勝手に雑草が枯れていきます。
芝生の手抜き管理には絶対欠かせないアイテムです!!
手抜き管理⑥:春の更新作業で目砂撒き
更新作業の際撒いておくと春の立ち上がりが良くなります。
基本的には、春の更新作業の時に全体的に撒く程度で大丈夫です。
芝生に新たな土や砂を入れると成長が促され成長が加速度的に速くなります。
正直半信半疑だった私ですが、今年の春先のまだ芝生が枯芝の際、更新作業の一環として初めて目砂を行いました。
すると近所の芝生よりも明らかに早く成長し例年にないスピードで鮮やかな緑色になってくれました。
また、地面の凸凹を平らにしてくれる効果(不陸修正効果)もあり、いいことづくめな作業です。
一度にたくさん撒きすぎると芝生の葉が埋まってしまい成長を逆に弱めてしまったり、超肉体労働なので筋肉痛や腰痛のリスクをともなう、といったデメリットもあります。
芝生の手抜き管理を覚えて楽しく芝生を育てよう
以上が芝生を管理する上で私がお勧めする手抜き作業法になります。手抜きにしても,芝生は作業がたくさんありますね。
今回解説した作業さえこなせればみなさんも綺麗な芝生が手に入りますよ。是非このページをブックマークして、芝生の手抜き管理を実践していきましょう。
ちなみに水やりについては今回書いておりませんが、私は年間を通してほとんどしていません。手抜きでの芝生管理とするならば水やりは必要ないと考えています。
詳しい理由はこちらをご確認ください。
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