長い冬が終わり、春が来ると休眠していた芝生が芽を出し始めます。長らく休んでいた芝生活動も”春先の更新作業”を機に、活動再開です。
更新作業とは、新しい芝生シーズンのスタートダッシュを切るための作業です。更新作業をやっておくことで芝生の芽吹きが早まったり、密で美しい芝生を手に入れることができます。
しかし、平日はみっちり仕事があり、休日は家族サービスで充分な時間が取れない方も多いのではと思います。
この作業さえやっておけば、新しいシーズンも綺麗な芝生を迎えることができます。短時間で終わる無理のない更新作業で、最高のスタートダッシュを切りましょう!
更新作業の最適な時期は3月から
芝生の芽吹きが始まる直前に行います。高麗芝は気温が20度を超える日が続くと芽吹きが始まりますので、長期天気予報を見ながら更新作業を始めるタイミングを決めることをお勧めします。
ちなみに私が住む北陸地方では大体3月初旬〜4月初旬で行っています。
3月〜4月の更新作業でやるべき事2つとは
更新作業は細かく挙げるとたくさんの種類がありますが、
”芝生の低刈り”
“サッチング”
この2点だけやっておけば大丈夫です。
更新作業①芝生の低刈り
冬の間に枯れてしまった前シーズンの芝生を刈ります。
芝刈り機を使用して芝生全体を丸刈りにしてください。
この時だけは軸刈りを気にせずに地面スレスレ、1番短く刈ってOKです。
更新作業②サッチング
低刈りが終わったらサッチングをしていきます。
サッチングをやっておけば病害や虫の被害を軽減できます。
お勧めの道具は金属製の熊手です。
こいつで芝生全体をなぞり、堆積した枯れ芝を掻き出して捨てていきます。
結構な重労働になりますので、あまり力を入れすぎずにやることがコツになります。
サッチングについての関連記事です。
【芝生の超絶手抜き管理】サッチング?年一回で充分でしょ!!
出来ればやること
以上2点の更新作業をご紹介しましたが、時間と体力にまだ余裕がある。
という方は、以下の作業も行うことをお勧めします。
目砂・不陸調整
春先に目砂(目土)をしておくと地面の保温性、地温が上がり、芝生の芽吹きが早まります。
効果は絶大なのですが、あまりやりすぎると地面の高さ(グラウンド・レベル)が上がってしまいますので毎年やることはおすすめしません。
次に不陸調整についてですが、更新時期に芝生を低刈りをすると、地面の凸凹がわかりやすくなります。
凸凹の部分は葉が生い茂るとわかりにくくなりますので更新作業の時期に目砂で均しておきましょう。
待ちに待った芝生シーズンを楽しんでいきましょう
忙しい方におすすめの更新作業の方法をご紹介させていただきました。
新しい芝生シーズンへのウォーミングアップだと思って、楽しみながら作業をやっていきましょう!
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