- 芝生は刈高30mmで2〜3週間に1回は切ろう
- たくさん刈れば刈るほど綺麗な見た目に変化する!
美しい芝生を作るための必須項目であり、もっとも重要な役割とも言える芝刈り。
正しい知識を持った上で芝刈りをしないと、芝生に致命的なダメージを与えてしまったり、景観を損ねてしまう可能性もあります。

芝刈りの時期、おすすめの刈り高、芝刈り頻度、手段などなどわかりやすく説明するよ!
この記事を見るだけで芝刈り全般に関する主な知識が得られますので、是非参考にしてください。
季節別の正しい刈り高と芝刈り頻度
芝生を健康に保つためには、季節に合わせて刈り高を変えることが重要。 季節ごとの推奨刈り高と理想の芝刈り頻度を表にまとめました。
| 季節 | 推奨刈り高 | 理想の芝刈り頻度 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 25〜30mm | 3~4週間に1回 | 芝が芽吹き始める。根が弱いため短くしすぎない |
| 夏(6〜8月) | 10〜30mm | 1〜3週間に1回 | 成長が最も早い。短めでも回復しやすい |
| 秋(9〜11月) | 25〜30mm | 3~4週間に1回 | 成長が落ち着くため長めに維持して冬に備える |
| 冬(12〜2月) | 刈らない(30mmで維持) | 芝刈り不要 | 休眠期で成長しないため刈りすぎると弱る |
芝生は3月末〜4月にかけて春の芽吹きが始まり、緑の葉が徐々に増えてきます。 葉がしっかり伸びてくる4月頃がシーズン初回の芝刈りのタイミングです。
秋から冬にかけて気温が下がると芝生の成長は徐々に鈍化し、11月頃には完全に成長が止まるため、この時期の芝刈りが「刈り納め」になります。
芝生は季節によって成長スピードが大きく変わるため、刈り高(何mmで刈るか)と芝刈り頻度も季節ごとに調整するのが理想的です。
刈り納め(11月)のポイント

芝生の成長が止まる11月頃に行う最後の芝刈りが「刈り納め」。翌年の生育にもかかわる大事な作業になります。
最終刈り高は25〜30mmの“やや長め”が理想です。
刈り納めを「やや長め」にする理由
春の立ち上がりを早くするため
冬の間、芝生は光合成量が減り体力を消耗します。 葉を長めに残しておくことで、春に光合成を再開しやすくなり、早く緑化するメリットがあります。
- 葉が短い → 光合成量が少なく、春の立ち上がりが遅れる
- 葉が長い → 光合成の準備が整っており、回復が早い

特に高麗芝は春の立ち上がりが遅いので、刈り納めの刈り高はとても重要!
冬の寒さから葉と茎を守るため
芝生は冬になると地上部の成長を止め、地下の根だけが生き残ります。 この時期に短く刈りすぎると、寒い空気や霜のダメージを直接受けやすくなります。
- 長めの葉は“断熱材”
- 地表の温度低下を和らげる

長めに残すことで芝生の冬越し力が上がる…!!
冬の間の光合成量を確保するため
冬でも晴れた日には、わずかに光合成が行われます。 葉が短いと光を受ける面積が減り、冬の間に蓄えられるエネルギーが少なくなります。
葉を25〜30mm残すことで、
- 冬の弱い光でも効率よく光合成
- 根が弱りにくくなる
- 春の芽吹きがスムーズになる

冬の光合成は微量ですが、翌春の差に確実につながります。
芝刈りをすることで芝は綺麗になる

芝生は刈り込むことで横への分枝が促進され密度が濃くなります。
芝生は密になればなるほど絨毯のようにきめ細やかな美しい芝生になるので、どんどん芝刈りを行い芝生の密度を上げていきましょう。
おすすめの芝生の刈り高は30mm
おすすめの長さは30mmです。この刈り高であれば芝生の見た目をきれいに維持でき、芝刈りも2~3週間に一回で済みます。

一般的には20~30mmで管理をする方が多いです
刈り高20mm以下で設定する場合、週一回以上の芝刈りが必要となり管理が大変です。
ですが、細やかな芝刈りを行うことができれば、ゴルフ場のような美しい芝生を手に入れることができます。
逆に40mmを超えた長さで管理をすると葉が伸びすぎて風でなびくくらいになり、(個人の好みはありますが)ちょっとぼさぼさな印象になってしまいます。
さらに葉が長くなり通気性が悪くなるとサビ病などの病気にもかかりやすくなりますのであまりお勧めできません。

芝生の景観や芝刈り頻度のバランスを考えると、20〜30mmでの刈り高設定がおすすめです。
守るべき3分の1ルールとは?

芝刈りで刈り高を設定する際、軸刈り(芝生に致命的なダメージを与える)を防ぐため、「地面からの長さの3分の1しか芝を刈ってはいけない」というルールがあります。
地面に物差しを置き、葉の頂点まで測ってみてください。
長さ30mmであれば、3分の1の10mmを刈るので刈り高は20mmに設定します。
長さ40mmであれば、3分の1の13mmを刈るため刈り高27mmになりますが、芝刈り機で27mmの刈り高設定は基本ないため、27mmより少し長めの30mmや40mm等に設定して刈ることになります。
刈り高と芝刈り頻度の関係性
刈り高を決める際、「刈り高によって芝刈りの頻度が変わる」ため安易に短く設定しないようにしましょう。
刈り高が短ければ芝刈りの頻度は上がり、長ければ頻度が下がります。
参考までに我が家での刈り高別の芝刈りの頻度は以下の通りです。
芝生の種類:高麗芝(日本芝)
地域 :北陸地方
肥料 :有り(3ヶ月に1回)
刈り高10mm → 7日に1回芝刈り
刈り高20mm → 10〜14日に1回芝刈り
刈り高30mm → 14〜21日に1回芝刈り
※地域、芝生の種類、肥料の有無など環境によって芝生の成長は変わります。
【軸刈りに注意】芝の長さで芝刈りの頻度が変わる
刈り高によって芝刈りの頻度が変わる理由は軸刈りを防ぐためです。軸刈りとは芝生の下のほうにある茶色い生長点を刈ってしまうことで、芝生に致命的なダメージを与えます。

軸刈りをしてしまうと枯れてしまうこともあるので注意が必要…!!
芝生には刈り高が低ければ低いほど成長点が伸びやすくなる習性がある為、軸狩りを回避するために刈り高設定によって芝刈りの頻度を変える必要があります。
超絶手抜き管理における芝刈り方法
私が実践する超絶手抜き管理で推奨する芝生の長さは30mmです。

芝刈り少な目、きれいな見た目のバランスがとれた長さは30mm!
これ以上の長さにしてしまうとサビ病などの病害が起こりやすくなるリスクもあります。
刈り高30mmでの管理であれば芝刈りも3週間に1度で問題はありません。
ただし、芝生は刈りこむ回数が多い方が芝生が密になり美しい見た目になります。時間に余裕があってよりきれいな芝生を極めたい方は、刈り高20mm等短めの長さで頻繁に芝刈りをすることをおすすめします。
芝刈りの手段と使用する道具
芝刈り機で芝刈り

基本的に芝生の大部分は芝刈り機で刈ります。
芝刈り機を使用することで、均等な高さで広い範囲をスピーディに刈ることができます。
電動や手動の芝刈り機がありますが、私は手動の芝刈り機(ホンコー社のVR-300)を使用しています。
手動の方が刈った時の達成感を味わえます。
また、電動の場合どうしてもコードが邪魔に感じてしまうため、現在は手動をメインに使用しています。
» ホンコー社のVR-300について徹底レビューした記事はこちら
※VR-300Revoは廃版になりました。代わりにおすすめなのは「ミラクルバーディモア」。 自動刃合わせ付きで軽くて使いやすく、家庭用に最適です。
この記事を書いたのが2021年7月。その後2025年2月に伸びきった芝生を刈るために新たに電動芝刈り機(LM-2310)を導入しました。

手動に比べると芝刈りの気持ちよさは少し減りますが、20cm以上に伸びきった芝生でも簡単に刈れるので、楽に芝生を管理したい人におすすめです。
電動芝刈り機LM-2310について詳しく知りたい人は次の記事を読んでみてください。
»【最安値で買う】20cm芝も余裕!京セラLM-2310レビュー|おすすめ電動芝刈り機
ロボット芝刈り機で芝刈り

最近は全自動で芝刈りをしてくれるロボット芝刈り機を導入する家庭も増えています。価格も安い機種(HG-RMA302)だと5万円ほどで手に入ります。私が推奨する機種(オートモア305)
は20万円ほどしますが、人の手を使わず毎日の芝刈りを代わってくれることを思うと必ず元が取れます。
時間を作りたい人や体力を残しておきたい人にはおすすめの選択肢です。
≫ 全自動ロボット芝刈り機おすすめ&比較4選!芝生マニアが教える絶対に失敗しない選び方
芝生用バリカン・ハサミで芝刈り

芝刈り機の構造上、芝生のキワや木の根元、細い箇所を刈ることはできません。
そういった箇所は芝生用バリカンやハサミなどで刈っていく必要があります。
キワ刈りをきちんと行っておけば芝生の景観レベルもぐっと上がります。
芝刈りの際意識すること
軸刈りに気をつける
多少軸刈りしてしまうことは仕方がないと思いますが、全体的に軸刈りになるような極端な低刈りは芝生を枯らす原因となりますので避けてください。
上述した3分の1ルールをしっかりと守って芝刈りを行いましょう。
ちなみに、冬枯れした芝を春の更新作業で低く刈って軸刈りすることは全く問題ありません。
軸刈りは芝生が緑の時のみ気をつけてください。
雨の日と朝露が出ている日は避ける

芝が濡れた状態では綺麗に芝刈りを行うことができません。雨の重みで草が寝てしまったり、上手く刃も通らず仕上がりもがたがたに…。
また、芝刈り機の刃が濡れることで錆びる恐れもあり、“いい事なし”です。
芝刈りを綺麗に刈りたければカラッと晴れ、芝生が乾いた状態のときに行いましょう。
方向を変えて刈ってみる
芝刈り機を一方向に走らせただけだと芝生の刈り残しがあったり、綺麗に刈れないことがよくあります。
縦に刈った後は横、または斜めに刈る等、同じ場所をいろいろな方向から刈ることで綺麗に芝刈りができます。
楽しんでやる事が1番重要
芝刈りの時期や刈り高と頻度の関係などについて紹介をしてきましたが、1番重要なのは芝刈りを楽しむことです。

芝刈りは芝生のお手入れの中で重要な項目であり、やればやるほどダイレクトに結果を出してくれる“おもしろい・楽しい”作業です。
また、芝刈り機を走らせ芝を刈る感触を楽しんだり、芝刈り機が通った後の綺麗なラインを眺めたり、段々とクセになってくると思います。
とにかく、何回も芝刈りをして楽しさを見つけていくことをおすすめします。
どうしても、芝刈りが重労働でめんどくさい、やる気が出ないという方はこちらの記事もご覧ください。
以上、この記事が少しでも参考になったりお役に立てれば嬉しいです。
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