芝生の管理において目土(目砂)ははずせない重要な作業です。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
・芝生の生育を早める ・新芽を地面に定着しやすくしてくれる ・傷んだ箇所の補修 ・地面のデコボコ(不陸)補正
他にもエアレーションなどで空いた穴を塞ぎ根っこを乾燥から守ってくれたり、運動不足の解消なんていう効果もあります。
このように利点だらけな目土(目砂)ですが、唯一の欠点は重労働になってしまうこと。
なので目砂撒きは正直私の庭では敬遠しがちの作業ではあったのですが、あまりにも庭のデコボコが目立っていたのと、芝生の芽生えが早くなる効果を期待して、今年の更新時期(3月)に庭全体に撒いてみました。
結論を言うと、目砂効果は絶大で今年の芝生の立ち上げは昨年と比べて段違いに良くなりました。
これが前年↓
これが今年↓
同じ場所、同じ時期ですが目砂をした年の芝はあきらかに青々としています。
目砂おそるべし・・・。
今回は、私なりの目土(目砂)作業についてご紹介します。
次のような方を対象にまとめてみました。
・目土(目砂)をやったことがない
・目土(目砂)を今後やってみたい
・砂を使用することで芝生に問題が起きないのか不安
それでは、ご覧ください。
目砂(目土)に砂を使用している理由と砂の種類について
わが家の芝庭は水捌けがとても悪いです。いわゆる粘土室の土壌です。
雨が降るとすぐ水溜りができ、なかなか水が捌けないので、根っこが濡れたままの状態が続き、根腐れの危険があります。
これではまずい、ということでとにかく撥水性がいい砂を使用し、土壌改良を図っている次第です。
砂の種類についてですが、山砂や海砂は水捌けが悪かったり、塩の被害とかもあり得ますので、川砂を使用が推奨されています。
私は川砂で手頃なものが身近のホームセンターにはなかった為、コメリの除菌砂を選びました。
砂だと栄養が足りないのでは?保水性無いから水切れする?
砂ですので栄養分はありません。
とはいうものの、肥料さえ撒いておけば、芝生が元気に育つための栄養は十分とれますので全く気にしなくてOKです。
おすすめの肥料については以下記事にて紹介しています。
また、保水性もありませんので土壌が完全に砂になってしまうと水切れの恐れが高くなります。
私の場合はもともと水捌けが悪い土壌だったため、現在砂だけを撒いています。
もともとの水捌けがそこまで悪くないという方は、保水性も考慮し、土と砂をブレンドして目土として使用をしていく必要があります。
使用しているのはコメリの除菌砂
↓これです。
殺菌済と表記されているので雑草等も抑制されそうですよね。
粒も大きすぎず、値段もリーズナブルでした。
ネットでも類似品が買えます↓
ちなみにこの商品を買う前に土嚢袋に入った川砂(量り売りもあった)も買ってみたのですが、こちらは粒が大きすぎて、芝生には使用できませんでした。
安かったのですが・・・残念。
2021年の春 更新作業で使用した量
2021年は庭全体(80㎡くらい)に除菌砂を撒いてみました。
使用した量は15kg×10袋。
うっすらと撒くのであれば足りると思うのですが、庭のデコボコ(不陸)も修正するつもりで撒いていたら全然足りませんでした。もう10袋くらいは必要です。
なので追加で除菌砂を購入し、真夏は避けて徐々に不陸修正を進めていくつもりです。
目土(目砂)作業の手順
袋から土・砂を出す(出来るだけ広範囲に撒いておく)
↓
レーキ、ブラシで薄く広げながら擦り込む
↓
ひたすら繰り返し
↓
最後に水をやって隠れた葉っぱを露出させる都ともに、地面と砂を馴染ませる
気を付けるべき点としては、なるべく砂を薄めに撒き、葉を隠さないことです。
葉が隠れてしまうと枯れる原因にもなりますのでご注意ください。
腰をやらないように要注意
15kg・・・とても重いです。
持ち運びの時など腰に負担がいかないよう要注意です。
また翌日、翌々日は筋肉痛を覚悟してくださいね(笑)
芝生におすすめできる目砂用の砂たちを紹介します
正直砂はホームセンターで購入した方が確実に安く買えます。
ただし、行っても置いていなかったりするケースがあったり、ネットじゃなければ買えない良い品質の砂もたくさんあります。
そういった砂を一挙公開します。
まずは砂遊びにも使える除菌砂。
言わずと知れたバロネス製。
店舗ではお目にかかれないと思います。
品質も間違いなく一級品です。
大量に砂が必要な方はこちらをどうぞ。
それでは。
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