・忙しくて庭を見る暇がない
・雑草取りが大変すぎるから諦めよう
・芝生の復活はもう難しそう…
このような理由で庭に張っている芝生が見る影もないくらい荒れ果ててしまった。そんな状況に絶望されている方も多いのではないでしょうか。

実は僕も庭を放置していたことがあり、一時期壊滅的な状況に。
放置していた時の我が家の庭は以下の通りです。

まさに壊滅的。写真で見えている部分だけでなく、庭全面がこのように苔と雑草に覆われていました。
それでも、なんとか綺麗な芝生を取り戻したい。
試行錯誤を重ね、約2年後には下の写真のように綺麗にすることに成功しました。

諦めずに雑草や苔の除去を行ってきた結果得られたきれいな芝生。でも今にして思えば無駄な作業もたくさんあったと感じています。
そこで今回はかつての僕のように芝生が雑草・苔で困っているみなさんに向けて、最短で復活する為の5ステップをご紹介します。
最短の期間で、なるべく無駄な体力を使わずに綺麗な芝生を取り戻す方法を教えます。是非ご覧ください。
数年庭を放置していたり、手に負えないほどの雑草に困っている人は以下の記事も読んでください。雑草駆除の悪徳業者の見極め方、おすすめの雑草業者について徹底解説しました。
雑草やコケに覆われた芝生は1~2年で復活することができる
結論からいうと、壊滅的になった庭でも正しい手入れをしていくことで美しい芝生の庭に戻せます。

雑草だらけでも芝生が残っているのなら、1~2年で復活するよ!
除草剤を撒いてほとんど全面が枯れてしまった芝生でも、一部でも生きていれば数年後には庭全体を覆うほどの強い生命力があります。
現在みなさんの庭が壊滅的でもまったく悲観することはありません。

雑草やコケだらけの芝生をカンタンに復活させる5STEP【最短ルート】
ここからは、雑草とコケを取り除く方法、芝生を復活させるまでの5つのステップを紹介していきます。
ステップ1|雑草には芝生用の除草剤(シバゲンDF)を使用する

まず1番初めに取り掛かる事は、芝生用除草剤を撒くことです。
蔓延した雑草は手では取りきれません。また、除草剤を撒いておけば数か月草むしりの必要がなくなり、その時間を芝生を復活させる作業に注ぐことができます。

除草剤については”シバゲンDF”が断然おすすめです。
シバゲンは芝生用の除草剤の為、芝生自体を枯らすことはなく、適用する雑草の種類も非常に多いです。
我が家の場合、カタバミ、タンポポ、メヒシバ、ハマスゲ・・・家にはえる雑草ほぼ全部に効果があり、年間を通して草むしりをほとんどしていません。
ただし、効果が出始めるまでは時間(早くても約2週間)がかかりますので、1番初めにやる作業として紹介しています。
ステップ2|芝生の苔は手作業で除去するのが最も効果的
芝生用除草剤の効果を待っているうちに苔の除去に取り掛かります。

苔は除草剤をかけてもほとんど効果がなく、放置しても枯れることはないです!
苔の除去は力を使うので少し大変ですが、手作業で取るのが1番早く、確実な除去作業になります。
使用する道具は以下のような金属製のレーキ(熊手)です。

このレーキで掻き出していきます。
結構な力を使わないと苔の除去ができませんので、範囲を絞って進めていき、何日かに分けて作業を行ってください。
ほぼ全面苔に覆われていた我が家の場合、約80㎡の庭を1日1時間の作業を1週間くらいかけて除去しました。
ステップ3|苔を大体取り終わったら芝刈り機をかける

一番の難所である苔の除去が終わったら、一旦芝刈り機をかけていきます。
この時、背の高い雑草がまだ枯れずに残っていたら芝刈り機が引っ掛かる原因となりますので、あらかじめ手で抜いておいてください。

芝刈りまで終われば大分きれいな庭になります!
僕も愛用しているおすすめの芝刈り機は電動式のLM-2310と手動式のVR-300Revoの2つ。楽に芝刈りをしたい人は電動芝刈り機、とことんきれいな芝生にしたい人は手動芝刈り機を選びましょう!

ステップ4|肥料をしっかりと撒く(苔対策にもなります)
苔と雑草に覆われていた芝生が顔を出していると思いますが、この芝生が元気な緑になるよう肥料の散布をします。
ここで撒く肥料は固形の肥料で大丈夫です。
僕のおすすめはバーディエース1号という肥料です。

効果抜群、コスパが非常にいい肥料です。
また苔は栄養分のある土壌を嫌いますので、肥料を撒くことで苔の最初予防にもなります。
肥料を撒いた後はしっかり水やりをして、葉の上に乗った肥料を落としてあげましょう。
ステップ5|ひたすら芝刈りを行う

最後に、芝生が伸びてきたらできる限り短いスパンで芝刈りを行ってください。
週に1回の芝刈りが理想です。
芝刈りをすればするほど芝生は横に分岐していき密度がどんどん濃くなっていきます。
刈り高についてはある程度の長さ(20mm以上)にしておき、葉が光合成できるようにしておくと、芝生も元気になりやすくなります。
【注意】芝生のコケ・雑草対策でやらなくてもよいこと2選
①コケが枯れることをひたすら待つ
一旦生えた苔は放置していると、どんどん範囲を広げ、あっという間に庭全体に広がってしまいます。
夏だろうが冬だろうが季節関係なくコケは発生します。
僕の住む北陸地方では積雪もあり、何週間も雪に覆われた状態にしていても枯れることはありませんでした。
コケは待っている間にどんどんと蔓延していき、状況は悪化していきますので一刻も早く手作業での除去を進めてください。
②雑草を手作業で抜こうとする
雑草が広い範囲に生えている場合手で抜くことは時間がかかり、抜いた後もどんどんと雑草が生えてきます。
早めに芝生用の除草剤を使用しておけば以下のような利点があります。
- 草むしりの時間と疲労軽減
- 新たな雑草の発芽を抑制
- 空いた時間で他の作業ができる
あとがき|面倒くさがり、忙しい人にこそ伝えたい芝生管理のコツ

雑草と苔をしっかり除去するだけで、芝生はしっかりと復活してくれます。
復活までの期間を短くするために、今回ご紹介した作業を是非実践してみてください。
とはいえ、
「仕事や家事で時間がとれない…」
「力仕事は正直しんどい…」
「やる気はあるけど道具もないし面倒…」
という方も多いはず。
そんなときは、芝生の雑草・苔の除去を専門に行っている業者に依頼するという選択肢もあります。最近では、部分的な施工やピンポイント対応を行ってくれる業者も増えてきています。
費用はかかりますが、短時間で確実にきれいな芝生に戻したい方にはおすすめです。
自分でやるか、プロに頼むか。どちらにせよ「芝生を放置しない」ことが美しい庭づくりの第一歩です。
おすすめの雑草駆除業者については次の記事をご覧ください。
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