過湿を嫌う芝生にとって土壌の水はけはとても重要です。芝生は本来水やりをほとんど必要としないほど乾燥に強い植物。
・手入れしても芝生が綺麗に育たない ・なぜか芝生が枯れてきてしまう
こういった方は土の水はけが悪く、芝生が弱っているのかもしれません。
今回は芝生の土壌改良について、やり方をわかりやすく紹介。みなさんの土壌改良に貢献します!!
芝生の土壌(水はけ)改良アイディアを4つ紹介します
土壌改良にはいくつかの方法がありますが、ここでは下記4つのアイディアを紹介します。
・土にパーライトと堆肥を混ぜる
・砂を土に混ぜる
・土の中の石を除去し、土の最下部に石の層を作る
・コアリングで粘土質の土を除去し砂を入れる
アイディア①土にパーライトと堆肥を混ぜる
まずは土壌改良をしたい箇所の芝生の周囲にスコップか鎌などで切れ目を入れます。
その後スコップでテコの原理を使って芝生の根をなるべく痛めないように土ごと剥がしていきます。
次に芝生を剥がした箇所の土をスコップやクワでよく耕してください。
そこに
・堆肥を1㎡あたり10ℓ程度
・パーライトを1㎡あたり5ℓ程度
をいれて混ぜ合わせ、剥がした芝生を貼り直したら完了です。
芝生が根付くまでは毎日しっかりと水をあげてください。
堆肥やパーライトはホームセンターに大抵置いてあります。
また、ネットでも購入が可能です。
アイディア②砂を土に混ぜる
砂は排水性抜群なので土に混ぜるだけでもかなりの水はけ改善になります。
方法は先ほどと同じで、土をよく耕した後砂を入れて混ぜ合わせてください。
ちなみに砂にもいろいろ種類がありますが、川砂をおすすめします。
とくに海砂は砂に塩分が残っていた場合、土壌改良どころか真逆の結果(植物に塩分は厳禁)になりかねませんのでよく注意が必要です。
アイディア③土の中の石を除去し、土の最下部に石の層を作る
まず、ひたすら土を掘り進めます。
40〜50センチほど掘ったら、掘りおこした土をふるいにかけ石を取り出します。
取り出した石は穴の1番下に敷き詰めその上に土をかければ完了です。
1番下に石の層ができることで水がよく抜けるようになります。
この作業、特に土を掘る作業はとても大変です。
体力が万全の時に行うようにしましょう。
アイディア④コアリングで粘土質の土を除去し砂を入れる
ローンパンチという道具を使用し、芝生に穴を開けていきます。(コアリング)
芝生の穴が空いた箇所に砂を入れていき完了です。
コアリングは年に1度くらいしかできず、砂を入れる箇所もかなり限定されるため水はけ改善のためには数年かける必要があります。
芝生の成長の為に土壌を改良しよう
芝生の水はけを改善する土壌改良のアイディアを4つ紹介しました。
芝生を張った後の土壌改善はかなりハードな作業になります。
また、芝生を一度剥がす必要があることから芝生にもかなりの負担がかかります。
みなさんの体力や芝生のためにも、まずは1〜2㎡だけやってみるなど、出来る時に少しずつ土壌改良を進めていくことをおすすめします。
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